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東北の保育者たちに学び、備える~巨大地震が来る前にできること

元・名古屋短期大学保育科教授まきさんと一緒に考える保育所・幼稚園の震災・防災・地震対策

南海トラフ地震を想定した避難

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南海トラフ地震を想定した避難


ダンゴムシのポーズ

緊急地震速報発令
みなさんの携帯電話から一斉にアラーム音と共に、「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」というメッセージが流れます(速報の前に大きな揺れが来るかもしれません)。
この揺れは、ほとんどの人が今までの人生で経験したことがないほどの死ぬかと思うような激しい揺れです。しかも5分程度は続くと思われます。
―その時が大津波を伴う南海トラフ地震の発生した時です。津波は到達しない地域でも液状化する可能性があります。

子どもと保育者の命を守る行動を
「地震が来たら、窓やドアを開け避難経路を確保する」
そのような生半可の知識は通用しないほどの大きな揺れが来ると思って下さい。
子どもだけでなく、保育者自身の命を守ることに専念してください。
職員が倒れたら子どもの援助はできませんし、子どもたちも激しく動揺します。
机が出ていなければ部屋の中央に集めて子どもと一緒に固まり、揺れに耐えてください。
お昼寝用の布団が室内にあれば一緒に頭の上にかけてください。

第一次避難場所への避難
大きな揺れが少し収まった時点で第一次避難場所への避難開始です。
津波が想定されない地区で園舎が耐震補強されていれば、園内のホールに避難することも検討すべきです。
園庭に避難、次に小学校に避難、それが正しい選択と思わないで、園の立地状況に合わせてください。
室内で待機するのであれば、建物がしっかりしていれば無理に防災頭巾をかぶせる必要はなく、まず避難です。
もちろん、小学校などに避難する場合は、落下物によるけが等が想定されるので防災頭巾をかぶせます。

だんごむしのポーズ
消防署でもだんごむしのポーズを取らせることを推奨していますが、両手で頭を守ると共に首も守れるように丸まるようにしてください。

停電を想定する
震度6強以上では、ほとんどの園で停電すると思います。
館内放送が使用できないことを想定して日頃の訓練をしてください。
園長はすぐに拡声器が使用できるように準備が必要ですし、弥富市の園では連絡用に各保育士がメガホンを避難用ジャケットに装備しています。

情報の把握
東日本大震災では情報の把握ができない園がかなりありました。停電しますし、防災放送も聞き取りにくく、市の広報車が園の近くを通ってくれなければ外からの情報は迎えに来た保護者からの情報に限られていた園も多くありました。
電池式のラジオは必ず用意する必要がありますし、携帯電話でワンセグのNHKの防災情報が見られるよう事前に登録しておくと良いと思います。もちろんすぐにバッテリーが切れますので予備のバッテリーも必要です。


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MAKI

岐阜県在住、広島市出身。趣味は音楽鑑賞、トロンボーン、旅行、愛犬と遊ぶこと。名古屋短期大学保育科を退職し、現在は国際ボランティアコーディネーター、スタディツアーの企画などを行っています。

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