名古屋市港区・西区で講演会
名古屋市港区エリア支援保育所事業研修会
講演テーマ 「東北の保育者たちに学び、備える」
開催日時 1月20日 15:00~
会場 港区役所講堂
主催 港区エリア保育所
対象 港区内教育・保育施設職員
名古屋市西区保育士研修会
講演テーマ 「東北の保育者たちに学び、備える」
開催日時 1月30日 18:15~
会場 西区役所
対象 西区内の保育所職員
いずれも対象者が限られていますが、区内の保育関係者のみなさん、ご参加ください。
名古屋市港区エリア支援保育所事業研修会
講演テーマ 「東北の保育者たちに学び、備える」
開催日時 1月20日 15:00~
会場 港区役所講堂
主催 港区エリア保育所
対象 港区内教育・保育施設職員
名古屋市西区保育士研修会
講演テーマ 「東北の保育者たちに学び、備える」
開催日時 1月30日 18:15~
会場 西区役所
対象 西区内の保育所職員
いずれも対象者が限られていますが、区内の保育関係者のみなさん、ご参加ください。
5年保存できて、おいしいと評判の缶入りパン買ってみた
ポリ袋でごはんを炊く方法をマスターし、ちょっとだけ防災に自信がついてきたゆっこです。
でも災害時になったら、朝昼晩とゴハンを食べるのかな…と思うと、ちょっと心配。
ネットでおいしいと人気の「缶deボローニャ」という缶入りパン(3年半保存)に、姉妹品「備蓄deボローニャ」(5年保存)があるみたいなので買ってみました。
まずは、開封の儀
今年(2018年)は島根、大阪府北部、北海道胆振東部と大きな地震が相次いだためか、10月の時点で約2か月の入荷待ち状態でした。
そして12月中旬、やっと備蓄deボローニャが届いたよ。
24缶入りで送料無料の10,800円(8%税込11,664円)なり。
1個500円弱かあ。
高い…。
でも災害時に何時間もスーパーに並ぶことを考えたら…。
惜しい値段ではないかもしれませんね。
缶を開けたところ。
一缶につき2個入りです。
パンは逆さまに入ってます。
汚れた手で取り出しても、パンが衛生的に食べられるためだとか。
被災者のことをちゃんと考えて作ってあるのがうれしいですね。
見た目や大きさはプレーン味のマフィンみたいな感じ。
右のパンは取り出すときにちょっと表面がめくれちゃいました。
肝心なお味は?
味は、非常食とは思えないほどおいしかったです。
「おいしいパン屋さんで買ってきた食パン」という感じ。
焼かずに食べると、少しモソッとした感じはあります。
トースターで軽く焼くと、外がカリッとして、中がふわふわ。
うん、これなら災害時や賞味期限が近付いたときに食べるのも苦痛じゃない。
見た目はマフィンですが、マフィンほどの甘さやしっとり感はなく、しっかり中身のつまった食パン(ブリオッシュ)という印象です。
若干の塩味はきいていますが、飽きがこないやさしい味なので、バターやジャムがあるといいです。
※購入はボローニャ公式ホームページのオンラインストア、楽天市場のボローニャウエブショップなどからできます。
2018年12月中旬時点では公式サイトで売り切れになっていますが、また入荷するかもしれませんので、興味のある方は根気強くチェックしてみてくださいね。
(リンクは貼っておきますが、営利目的の紹介ではありません。
商品はすべて自腹で購入しており、個人的な感想であることをご了承ください)
保育関係者のための東日本大震災被災地訪問ツアー
2019年3月、東日本大震災から8年目を迎えます。被災地の風景は大きく変わりましたが、同時に子どもたちの心の傷など変わらないものもたくさんあります。
震災時、子どもたちの様子はどのようだったのでしょうか。その時、東北の保育者は子どもたちの命をどのように守られたのでしょうか。
そして、首都直下型地震や南海トラフ地震が想定されていますが、保育関係者はどのように備えなければいけないのでしょうか。
今回は、被災地にて東北の子どもたちにかかわるみなさんの体験を聞くことを通して多くのことを学んでいただきたいということで被災地訪問ツアーを企画しました。
◇日 時 2018年5月31日(金)~同2日(日)
◇ 集合 8時10分 名古屋駅銀の鈴前(新幹線乗り場前)
◇ 訪問先 宮城県石巻市、同牡鹿郡女川町他
◇ 参加費 35,000円 仙台駅集合の場合
*仙台からの専用バス代、宿泊費(2泊4食付)、講師謝礼、施設への手土産代を含みます。
―昼食代、その他の飲食費、土産代等は個人負担となります。
*名古屋からの参加の方は、新幹線を手配します。
◇企画実施 富士ツーリスト
◇企画1 被災地訪問
*石巻市日和山公園
東日本大震災で被害者を最も多く出したのは太平洋に面した石巻市です。その石巻市でも一番被害の大きかった南浜町、門脇町地区を見下ろせる高台にある日和山公園を訪問し、被災状況を説明します。
眼下には、子どもたちを無事避難させた門脇保育所跡が見えます。また、公園から数百メートル離れた同じ山裾には5名の子どもが亡くなった日和幼稚園がある場所です。
*女川町
写真は、2011年9月に撮影。
女川町には14.8mの津波が襲い、574名の犠牲者を出しました。
町内には4か所の公立保育所がありましたが、震災により2園が閉園となりました。
女川駅前は、壊滅的な被害を受けましたが、現在は新たにシーパルピア女川として27店舗が出店しました、
シ-パルピアの近くには第二保育園がありましたが、津波により流されました。写真正面の建物は旧女川町立病院ですが、1階まで津波が押し寄せました。
*おのくん人形
東松島市は、石巻市に隣接しており、東日本大震災では津波により大きな被害を受けました。
同市の小野地区の仮設住宅に住む女性たちが靴下を使いサルの人形(ソックモンキー)を作りはじめました。
「おのくん人形」と命名され、大小にかかわらず1体1,000円で里親を募集しています。
現在、仮設住宅は撤去され、陸前小野駅前のショップ「空の駅」を拠点として販売しています。
*大高森・日本三景の松島
写真は、観光ホテル横の大高森から見た奥松島。
東松島市の奥松島にある大高森観光ホテルそばにある大高森に登ると日本三景の一つ松島湾の全景が見渡せます。松島湾の絶景ポイントの中でもナンバー1と言われる景観ポイントです。
標高は105メートルで徒歩15分ほどで登ることができます。
晴れていれば、仙台市や蔵王連峰も見ることができます。
最終日は、日本三景の松島海岸の観光です。
慈覚大師が建立し、伊達政宗が再建した五大堂から見える松島湾は絶景です。
◇企画2 講演
*大橋巳津子さん 現・釜保育所長(震災時・なかよし保育園長)
写真前列中央が大橋先生(釜保育所にて)
共同保育所のなかよし保育園の開設からかかわり、震災時はなかよし保育園の園長として床上浸水した保育園で子どもたちを守るという経験をされました。震災後は、石巻地区の被災した保育園を訪問され、要望をまとめて行政に支援を呼びかけるなど精力的に活動されると共に、「ちいさいなかま」などで被災地の情報を発信されました。
震災時の様子からどのような備えが必要かについてまで語っていただきます。
*小さな命の意味を考える会・佐藤敏郎さん
写真は、震災後の大川小学校。
現地にて説明中の佐藤さん。
74名の子どもが犠牲となった大川小学校の遺族有志でNPO法人を結成されました。
大川小学校の子どもたちがなぜ亡くなったのかについて遺族の立場から検証されています。今回の訪問では、被災した小学校の跡地で語っていただきます。
講師は佐藤さんか只野さん(いずれも保護者)の予定です。
*柴田滋紀さん NPO法人にじいろクレヨン代表・画家
宮城県石巻市で被災された画家。現在は、MPO法人にじいろクレヨン代表。
2011年3月11日、陶芸教室の準備中に震災に遭われながらも地元の消防団員として被災者の救援に当たられました。自宅も津波で流されたため、避難所生活をされているときに、避難所の子どもたちに遊びの場を提供され、以後、現在まで被災した子どもたちを遊びを通して見守り、現在は学童保育、子育て支援センターなどの事業を行うNPO法人を開設され活動されています。
避難所、仮設住宅、復興公営住宅と子どもたちの住居は変化していますが、ずっと被災した子どもたちを見守って来られた体験を語っていただきます。
◇宿泊先
*バリューザホテル東松島矢本
震災後に建てられたプレハブ型の大型ホテルです。プレハブというと粗末と思われるかもしれませんが、綺麗で快適です。
主に工事関係者の長期宿泊用に建設されたホテルです。各部屋にバス・トイレ付いており、ナイトウエアやアメニティグッズも揃っています。食事はシンプルですが、夕・朝食共にビュフェ形式です。
*大高森観光ホテル(民宿)
写真は、大高森観光ホテルの夕食。
日本三景の一つ、奥松島の海のそばの家庭的な民宿です。
風光明媚な松島を眺めながら、夕食は盛りだくさんで美味しいおさかな中心の食事となります。
あいち保育と子育てのつどい
日時:2019年1月20日(日)10:00~2:00
会場:金城学院大学(名古屋市守山区大森二丁目1723番地)
講演タイトル:東北の保育者たちに学び、備える
*参加費、他の企画などは愛知保育団体連絡協議会のホームページでご確認ください。
*1月は、他に名古屋市港区(1/20)、名古屋市西区(1/30)に各保育士研修で同テーマで講演します。
12月2日、大阪市で大阪保育運動センター主催による特別講座で講演のレジュメです。
★18.12.2大阪講演・東北の保育者から学ぶレジュメ(PDF形式)
(無断転載・複製、データの利用はご遠慮ください)
当日は、40名ほどの保育関係者が10:30から16:00までの長時間に渡る話を熱心に聞いていただきました。
大阪では今年の6月に大阪府北部地震があったばかりですが、さらに南海トラフ地震でも、太平洋側が大変な被害に遭うことが予想されます。
最大で32万3000人の犠牲者が出ると予測されています。
今日、講演した大阪は内閣府の予測では、最大7700人が犠牲となると予測していますが、大阪府は独自の分析を行い、最大で13万人を超える犠牲者が出ると予測しています。
しかし、大阪に津波が到達まで2時間程度の時間があることから、しっかりとした対応をすれば、限りなく犠牲者はゼロに近づけることができます。
一人でも多くの人が東北の先生たちの話から学びを得て、しっかりとした準備をされることを願っています。